日本と中国の経営者をつなぐビジネス情報誌
中国西部地区の重要な省である「四川省」。省都「成都市」を有し、また発展著しい「重慶市」などがある。
国内外の有名企業が中国西部地区の重要拠点と位置付けている同省より、
甘霖副省長を団長とする「中国四川省人民政府代表団」一行が来日し、
「新天府・新チャンス」をテーマに、四川省の経済・文化、投資環境を紹介された。
中国より120名以上の政府関係高官・関係企業の重役が来日し、
またＪＥＴＲＯや日中経済協会の機関関係者、三菱東京ＵＦＪ銀行などの日本民間企業などからも多数参加し
総勢400名以上がプレゼンに見聞きいっていた。
四川省人民政府副省長・甘霖氏
＜四川省について＞
四川省は、悠久の歴史を持ち三国文化の発祥の地です。
中国の西南地区に位置し、面積は48万k㎡、人口は約9,000万人で、
古くから「天府の国」と称されています。
また、中国西部地域経済の中心であり、中国中部と西部を結ぶ中枢であると同時に、
アセアン、南アジア、中央アジア及びヨーロッパに一番近い距離にあり、中国内陸地域の最大の経済体となっています。
四川省は中国の人口大省、資源大省及び経済大省で、経済規模はこの4年間に倍増しており、
2011年のＧＤＰは2.1兆人民元に達し、中国西部地域の経済規模の四分の一を占めています。
四川省は良好な産業基盤を有し、現在、世界上位500社のうち、219社が四川省に拠点を設置しており、
8の国家級開発区を含む200以上の特色産業園区が設けられています。
また、天然資源の宝庫として、水力、鉱物、生物、エネルギー、旅行等の豊富な資源を持っています。
西部大開発の進展に伴い、四川省はその独自の優位性と良好な投資環境により、
多くの投資者の注目を集めています。
